お客様のご紹介

落花生問屋 「株式会社広川」 様

創業明治19年の落花生問屋です
創業当時から、地元生産者の方々と共に 千葉県の特産品である落花生の
生産・加工・販売に従事されている会社です。
株式会社広川 様

落花生の現状とこれからの課題

  • 千葉県全体で機械化が遅れ、生産量が50年前の1/10まで減少している。
  • 播種作業の方々の高齢化、腰を曲げた長時間の播種作業の敬遠に伴い人員減少傾向にある。
  • 有穴マルチを張り、手播により播種し さらに土をかけている。

当社からの提案

落花生のシーダーテープ利用は15年程前から試験していましたが、
改良試験を重ね3年前から同時穴あけシーダーマルチャー「あけマルくん」
に落花生仕様の対応が完成し、販売を始めました。
マルチと同時に播種する事ができ、時間短縮・播種作業の負担軽減が
できます。
又、無孔マルチ使用の為マルチ原価の削減もできます。
鳥害忌避効果のある薬剤を種子に利用する事により
土かけ作業がいりません。

 

 同時穴あけシーダーマルチャー
「あけマルくん」 落花生仕様

導入後

現在、約30haの土地でシーダーテープを利用されています。
3年前から導入頂いておりますが、導入前はテープ播種の概念がなく各地での実演でも半身半疑だったそうですが、
年々シーダーテープの利用面積が増え2016年には「あけマルくん」をもう1台増やし現在は2台体制で播種されています。
開発された収穫機の新たな導入により 播種~収穫までの機械化を拡大されました。

発芽状況1
発芽状況2
マルチ除去後 成育状況1
マルチ除去後 成育状況2

お客様の声

もう、手播したくない!!

(株)広川様の呼びかけにより、本社のある多古町から
八街市・富里市等各市町村の生産者様に
シーダーテープの利用が広がっております。
シーダーテープをご利用頂いた生産者の方々から
「もう、手播したくない」とのご意見をお聞きしました。
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お客様のご紹介

JA愛知みなみ「トンネルスイートコーン出荷連合」様

JA愛知みなみは、愛知県の南端に位置する渥美半島の田原市を管内としています。今回は、JA愛知みなみ トンネルスイートコーン出荷連合 におけるシーダーテープの活用についてご報告します。
JA愛知みなみ様
トンネルスイートコーン出荷連合様

スイートコーン栽培におけるお客様の課題

  • 収穫適期が短く、そのうえ早朝に収穫しなければならない。
  • 労働面で面積拡大に制限がかかる上、収穫労力の負担が大きい。
  • 他の作物と組み合わせながら作型を拡大したい。

当社からの提案

1996年(平成8年)までは手播きや機械播き、移植栽培などでスイートコーンは栽培されていましたが、 生産者、JA、地元の種苗店からのさらなる省力化への要望に応え、1997年(平成9年)に、シーダーテープを活用した栽培を提案しました。
当時はバイカラー系品種が主流で、一株に3~4粒の種子が播種されていました。当時の部会代表が先頭になり、1反あたりのシーダーテープ使用長の確立(最初は1,300~1,350m)をはじめとし、 播種機(TSA-6、TTA-82)の試験、シーダーマルチ(コーン用 石灰マルチの連続丸型穴あき)への取り組み、溝切りパイプの選定など、様々な課題に取り組みました。
また1反あたりのテープ代を、できるだけ抑えたなかで省力栽培ができる様に試行錯誤を繰り返し、試験開始から3年、2000年(平成12年)になってようやく本格的な渥美地区へのシーダーテープ導入が開始されました。
自走式テープシーダー TEM-4WD2
小型4サイクルエンジン搭載の自走式テープシーダーシリーズです。4輪駆動方式により走行性能に優れ、コンパクト設計なので取りまわしが簡単です。
TEM-4WD2についての詳細はこちら
管理機用アタッチメント TTA-82
お手持ちの管理機に取付けられるテープシーダーです。条数、条間は自由に選択できるユニットタイプです。
TTA-82についての詳細はこちら

導入後

導入したての時は、テープでスイートコーンが出来るのかと、半信半疑のところもありましたが、着実にシーダーテープの信頼性と認知度が上がり、年々テープによる播種が増えていきました。
本格導入後、播種作業の軽減、均一覆土による一斉発芽、欠株のない播種精度などが評価され、渥美地区のスイートコーン栽培において、シーダーテープは欠かすことの出来ないアイテムとなっています。株間は30~33cm、種子の入れ方は2粒(なかには1粒・2粒の交互入れ)になり、省力栽培に加え、低コスト化にも役立っています。

4ストローク・ガソリンエンジン搭載自走播種機
(TEM-4WD2)による播種
管理機けん引式播種機(TTA -82)による播種

お客様の声

渥美半島のコーンにはシーダーテープは絶対欠かせない

現在はイエロー系の品種がメインで栽培されています。播種機も導入当初からのTSA-6、TSA-7(ひばり・軽量型)、TTA-82(管理機アタッチメント)に加え、TEM-4WD2(エンジン付き、2条用)など色々なタイプが使用されています。
農業をめぐる環境が厳しさを増す中、新たな課題が次々と現れますが、「渥美半島のコーンにはシーダーテープは絶対欠かせない」との思いは変わらず、今後も「シーダーテープ」の特徴を活かして様々な課題の解決に取り組んで行きます。
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